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【ハウルの動く城】弟子・マルクルの設定を紹介!【かわいい男の子】

ハウルの動く城_ マルクル

当記事では『ハウルの動く城』のマルクルについて解説します。

主人公ソフィーを母のように慕う、かわいい男の子です。

ジブリ公式本や原作、関係者インタビューをもとに、意外と知られていない裏話も紹介します。

『ハウルの動く城』の登場人物については以下の記事でまとめていますので、ぜひこちらも合わせてご覧ください。

筆者のプロフィール
  • スタジオジブリから徒歩圏内の小金井市在住のジブリオタク
  • 好きな場所は三鷹の森ジブリ美術館
  • 最も好きな作品は「風の谷のナウシカ」

当記事は結末等のネタバレを含みますのでご

目次

マルクルの特徴・基本設定

ハウルの動く城-スタジオジブリ 場面写真より
名前マルクル
年齢不明
一言プロフィールハウルの弟子の少年
子どもらしい一面を見せる
声優神木隆之介

マルクルはハウルの弟子として登場するキャラクターです。

ソフィーのことを母のように慕う描写もあり、かわいいと人気のキャラクターですね。

ここでは、以下の観点でマルクルについて解説します。

  • ソフィーを慕うかわいい男の子
  • 魔法使いとしてはまだまだ見習い
  • 声優はジブリお馴染みの神木隆之介

順番にご覧ください。

ソフィーを慕うかわいい男の子

ソフィーと出会ったはじめはやや背伸びした態度を見せていたマルクルですが、次第に子どもらしくなっていきます。

ソフィーを母のように慕っており、ハニー(ソフィーの母)が城に訪れた際には、ソフィーに出ていかないように懇願しました。

マルクル「ぼくソフィーが好きだ!ここにいて・・!」

大人の登場人物が多い『ハウルの動く城』において、貴重な少年枠ですね。

魔法使いとしてはまだまだ見習い

マルクルはハウルの弟子です。

ただ、公式本のロマンアルバムによると、まだ魔法はほとんど使えないようです。

映画の中では老人に変装する魔法を見せています。

声優はジブリお馴染みの神木隆之介

マルクルの声優は神木隆之介さんです。

『千と千尋の神隠し』の坊の声優に続いての起用となりました。

また、神木隆之介さんは『ハウルの動く城』のサイドストーリーとも呼ばれる『星をかった日』でも主人公・ノナの声を担当しています。

マルクルに関する裏話

『ハウルの動く城』の映画を見ているだけでは分からない、マルクルに関する裏話を紹介します。

ジブリ公式本の内容や関係者インタビューをもとに解説しますので、参考になれば嬉しいです。

原作では15歳でソフィーの妹と恋に落ちる

実は「マルクル」というキャラクターは、原作には登場しません。

ハウルの弟子として城に住んでいたのは、マイケル・フィッシャーという名の15歳の青年でした。

宮崎駿監督は、この青年を映画用に「マルクル」という少年に変えたのでしょう。

原作のマイケルは魔法の修行に励む様子も多く描かれ、やはりマルクルよりは大人びていました。

ソフィーの妹に恋をする様子も描かれており、細かい設定は大きく異なっています。

孤児として彷徨っているところをハウルに拾われた

マルクル(正確には原作のマイケル)のハウルとの出会いが、原作では語られています。

母さんが死んで、父さんも嵐で遭難したんです。でも誰も僕を引き取ってくれなかった。

(中略)

ある朝、ハウルさんがパンを買いに行こうと扉を開けたので、そのまま中に転げ込んだんです。

ハウルさんは買物をしてくるから中で待ってろ、と言ってくださって。

『魔法使いハウルと火の悪魔』より引用

マルクルは食べ方が汚い等、教育がやや不十分だと思われる描写もありましたが、こういった背景があるのです。

両親を亡くしてしまったからこそ、ソフィーのことを本当の母のように慕っているのではないでしょうか。

「ハウルが心臓を食べる」という噂の発信源

ソフィーの暮らす街では、ハウルは恐ろしい魔法使いとして有名でした。

「若く美しい女性を捕らえ、心臓を食ってしまう」と噂され、恐れられています。

実はこの噂は、マルクルがハウルに指示されて流したデマであることが原作で明かされています。

ハウルさんに言われて、悪い噂を流しにいきましたから。ぼくが、そのう、そういった噂を流したんです。

『魔法使いハウルと火の悪魔』より引用

ハウルの恐ろしさを印象づけることが狙いだったようですね。

『ハウルの動く城』の記事執筆における参考書籍

まつぼくらぶでは『ハウルの動く城』の記事を執筆するにあたり、主に以下の書籍を参考にしています。

  • ジブリの教科書13 ハウルの動く城(文春ジブリ文庫)
  • ロマンアルバム ハウルの動く城(徳間書店)
  • スタジオジブリ絵コンテ全集 ハウルの動く城(徳間書店)
  • The art of HOWL’S MOVING CASTLE―ハウルの動く城(徳間書店)
ジブリの教科書13 ハウルの動く城(文春ジブリ文庫)

過去のインタビュー内容等を参考、引用しています。

編集:スタジオジブリ文春文庫
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ロマンアルバム ハウルの動く城(徳間書店)

インタビューや設定情報が記載された公式のムック本です。

編集:アニメージュ編集部
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スタジオジブリ絵コンテ全集 ハウルの動く城(徳間書店)

『ハウルの動く城』の制作に使用された絵コンテです。

The art of HOWL’S MOVING CASTLE―ハウルの動く城(徳間書店)

イメージボードやアフレコ台本等、制作時の資料が多数掲載されています。

編さん:スタジオジブリ
¥3,038 (2023/04/28 08:58時点 | Amazon調べ)

なお、作品の画像はスタジオジブリ公式サイトから無償提供されている場面写真を使用しております。

ハウルの動く城 スタジオジブリ場面写真

当記事の拡散は大歓迎です

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