【めいとこねこバス】トトロの続編?実際に見た感想とあらすじ【ネタバレあり】

めいとこねこバス_あらすじと裏話

『めいとこねこバス』は、ジブリ美術館で上映される短編アニメーションです。

大人気映画『となりのトトロ』のスピンオフ作品であり、ジブリ美術館の映画で最も有名な作品です。

当記事では、『めいとこねこバス』について内容や実際に見た感想、制作秘話について紹介します。
(ちなみに筆者はジブリ美術館で通算4回『めいとこねこバス』を見ています)

筆者のプロフィール
  • スタジオジブリから徒歩圏内の小金井市在住のジブリオタク
  • 好きな場所は三鷹の森ジブリ美術館
  • 最も好きな作品は「風の谷のナウシカ」

当記事はネタバレを含みますのでご注意ください。

目次

『めいとこねこバス』のあらすじ・特徴

めいとこねこバス
めいとこねこバスパンフレット(撮影:まつぼくらぶ)

『めいとこねこバス』のあらすじは、ジブリ美術館のホームページ上では以下のように記載されています。

風のつよい日、メイがキャラメルを食べていると、つむじ風があらわれ、追いかけてきました。

メイはつむじ風をつかまえます。つむじ風の正体はコネコバス。

メイとコネコバスはともだちになり、その夜、森へと出かけます。

ジブリ美術館ホームページより引用

『めいとこねこバス』の基本情報

原作・脚本・監督宮崎駿
公開年2002年
上映時間約14分

以下、この『めいとこねこバス』の魅力について、若干のネタバレを含みながら紹介します。

トトロの世界観そのままのスピンオフ作品

『めいとこねこバス』の最大の魅力は『となりのトトロ』の世界観に再び出会えるという点です。

『となりのトトロ』は説明するまでもない人気作品ですが、その主役のひとり、めいちゃんを中心にストーリーが展開されます。

『めいとこねこバス』の魅力!
  • 主人公はあの「めいちゃん」
    →声優は『となりのトトロ』と同じ坂本千夏さん
  • トトロが登場
  • BGMもトトロ
  • 原作・脚本・監督は宮崎駿監督
    →正真正銘の公式スピンオフ作品

トトロの公開は1988年、『めいとこねこバス』の公開が2002年ですので、14年の時を経て描かれるストーリーです。

14年経っているとはいえ、めいは当時のまま幼い元気な女の子として描かれています。

様々な形態のネコが面白い

『めいとこねこバス』はそのタイトルとおり、こねこバス(子猫のネコバス)が登場します。

こねこバスはメイが一人乗るのが精いっぱいな小型のネコバスです。

『となりのトトロ』では大きなネコバスが登場しましたが、『めいとこねこバス』では様々な形態のネコが登場します。

これが独特な世界観を生んでおり、とにかく面白い(笑)

以下は、おもわずお土産に買ってしまった「ネコ列車」です。

ねこ電車
ねこ電車ぬいぐるみ(撮影:まつぼくらぶ)
登場するネコの形態
  • こねこバス
    →めいの一人乗り
  • 何台ものネコバス達
    →トトロに登場したサイズ?
  • ネコ列車
    →細長くて特大
  • 豪華客船のようなネコバアちゃん
    →特大。ネコバス達の長老?

何台ものネコバスやネコ列車が森に集結するシーンは必見です。

手足の細かい動きにまでこだわりが感じられますので、ぜひじっくりとご覧ください。

めいの様子に小さな成長を感じる作品

めいの姿は『となりのトトロ』そのままに、小さな幼い女の子として描かれます。

天真爛漫な様子は相変わらずですが、それでも随所にめいの成長を感じられました。

最大のポイントが、めいが一度も泣いていないのです。

実は『めいとこねこバス』には、少しぞっとする怖いシーンが存在します(といっても、子どもが楽しく見れるレベルの怖いシーンです笑)

真っ黒なお化けのような生き物がゾロゾロと集まり、めいは不安な様子を見せます。

※↓がまっくろなお化け。かわいいです(笑)

トトロもどき
おばけトトロぬいぐるみ(撮影:まつぼくらぶ)

以前のめいなら泣き出しても不思議ではないところ、落ち着いて周囲を観察するのです。

その結果、トトロに会うことができるのですが、こうした姿にめいの成長を感じ、ホロリときました・・・

なお、めいの声優を14年ぶりに務めた坂本千夏さんも以下のように語っています。

ちょっと泣きそうになるところはありますけど、切り替えが早く、ますますたくましくなったなあと感じました。全体に少しお姉ちゃんになった印象がありましたよね。(中略)その辺は意識しました。特にコネコバスに対してはお姉さんぶってる感じが出るようにしました。

『めいとこねこバス』パンフレットより引用

『めいとこねこバス』の制作秘話・裏話

『めいとこねこバス』の制作秘話や裏話について、紹介します。

『となりのトトロ』の続編

『めいとこねこバス』は『となりのトトロ』の続編と言われています。

スタジオジブリが公式に「続編」と宣伝しているわけではありませんが、以下の点を踏まえると明らかに「続き」の世界であると考えられます。

  • めいはこねこバスを一目みて「バスネコ」「ちっちゃいね」と発言している
    →こねこバスはバスには見えない
    →ネコにしては明らかにデカい
    →過去大きなネコバスと出会っていなければ、この発言は生まれない
  • めいはトトロと出会った時に「トトロ!」と発言している
    →すでにトトロと顔見知りの状態
  • めいが『となりのトトロ』よりも成長した雰囲気を出している

なお、『めいとこねこバス』ではさつきはほとんど登場しません(チラッと横になってる姿が映るだけで、セリフもなし)

これはさつきも成長しており、少しずつ大人に近づいている証なのかな、と少し寂しい気持ちになりました。

トトロとネコバアちゃんの声優は宮崎駿

『めいとこねこバス』では、宮崎駿監督自身が声優としても登場しています。

宮崎駿監督が声優を務めたのが「トトロ」と「ネコバアちゃん」です。

どちらも人間の言葉を話すキャラクターではありませんが、独特なうめき声、叫び声をあげています。

ぜひ注目してきいてみてください。

『となりのトトロ』ではトトロの声優は高木均さんが務めました。

怖い?ネコバアちゃんの行先「風浄土」とは?

豪華客船のような大型のネコバス「ネコバアちゃん」の行先は「風浄土」となっています。

おばけトトロを次々と乗せて、皆で空に飛び立っていきました。

トトロもどき
おばけトトロぬいぐるみ(撮影:まつぼくらぶ)

この意図は公式には語られていませんが、「浄土」という言葉から明らかに「あの世」を意識した演出です。

ネコバアちゃんやおばけトトロは笑顔で旅立つので、重い雰囲気はありませんが、意味深な表現ですね。

『めいとこねこバス』がときどき「怖い」と言われるのはこの辺のシーンが原因と考えられます。

『めいとこねこバス』を実際に見た感想

『めいとこねこバス』を初めて見たとき、私は泣きそうになりました(多分家でひとりで見てたら泣きました)

  • 子どもの頃みたトトロの世界の懐かしさ
  • 成長しためいの姿
  • 14年の時が経っても子どもたちがトトロを楽しんでいる様子

このあたりで感情が揺さぶられ、グッときました。

途中、BGM「となりのトトロ」(トットロ♪トットーロってやつです)が流れるのですが、この瞬間は鳥肌が立ちました。

私が見た上映会は子連れの家族が多かったのですが、ときおり笑い声や歓声が上がる素敵な時間でした。

私自身も幼い我が子を連れてみましたが、純粋に楽しんでいました。

全ての世代にオススメの明るい作品です。

『めいとこねこバス』の絵本(パンフレット)を買う場合の注意点

めいとこねこバス
めいとこねこバスパンフレット(撮影:まつぼくらぶ)

『めいとこねこバス』には絵本がある、という噂を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。

正確には絵本ではなく映画パンフレットですが、確かに絵本としても楽しむことができます。

パンフレットを正規のルートで購入する方法は以下のとおりです。

  • ジブリ美術館内の図書室「トライホークス」で購入
    ※お土産屋「マンマユート」ではないので注意
    ※その時期に上映されてない作品も購入できます
  • ジブリ美術館オンラインショップで購入
    ※別途送料がかかります
    ※サウンドトラックとセット販売となっている作品もあります(1,547円)

『めいとこねこバス』のパンフレットは正規の値段は500円(税込)です。

Amazonやメルカリ等にも出品はありますが、こちらはかなり割高なので避けましょう。

「土星座のパンフレットはジブリ美術館でしか買えない」という情報を逆手にとって、2000円以上の出品もザラにあります。

2,000円かけるならオンラインショップの送料も十分にカバーできますし、サウンドトラックセットを購入してもお釣りがきます。

正規のルートで購入しましょう。

外部リンク:ジブリ美術館オンラインショップ

【どこで見れる?】『めいとこねこバス』が見れるのはジブリ美術館だけ

『めいとこねこバス』を見ることができるのは、三鷹の森ジブリ美術館だけです。

動画配信も無ければ、DVDも販売されていません。

また、ジブリ美術館でも常に見れるわけではありません

ジブリ美術館の小さな映画館「土星座」では、10種類の短編アニメーションが定期的に入れ替えで上映されています。

上映スケジュールを確認したうえで、ジブリ美術館のチケットを確保する必要があるのです。

上映スケジュールや作品の一覧等、土星座の詳細は以下の記事で詳細にまとめていますので、ぜひ合わせてご覧ください。

当記事の拡散は大歓迎です

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