【ジブリの原作】スタジオジブリ23作品の原作・原案を一覧で紹介!

ジブリ原作

当記事では、スタジオジブリ23作品(風の谷のナウシカ~君たちはどう生きるか)について、原作を紹介します。

ジブリ作品の原作は漫画や児童文学など、子ども向けの作品が多くを占めています。

読みやすい作品が多いので、ぜひ手に取って読んでみてくださいね。(有名な名作が多いので、近所の図書館で探してみるのもオススメです)

筆者のプロフィール
  • スタジオジブリから徒歩圏内の小金井市在住のジブリオタク
  • 好きな場所は三鷹の森ジブリ美術館
  • 最も好きな作品は「風の谷のナウシカ」
目次

スタジオジブリ23作品の原作・原案一覧

風の谷のナウシカ~君たちはどう生きるかまで、映画公開順に原作を紹介します。

風の谷のナウシカ /原作:漫画『風の谷のナウシカ』

風の谷のナウシカ原作
ナウシカ原作(撮影:まつぼくらぶ)
タイトル風の谷のナウシカ
分類漫画
作者宮崎駿
主な特徴全7巻の超大作(1・2巻の一部を映画化)
映画では明かされないナウシカの世界の謎も明らかに

ナウシカの原作は宮崎駿監督自身が執筆した漫画版『風の谷のナウシカ』です。

全7巻にわたる壮大な作品であり、腐海の正体や人類の謎が明かされていきます。

映画で描かれているのは1・2巻の一部のみとなっており、ナウシカの世界観に浸りたい方は必読の原作です。

天空の城ラピュタ /原作:なし

『天空の城ラピュタ』は宮崎駿監督のオリジナル作品です。

宮崎駿監督が小学生時代に考えていたストーリーが骨子となったことがのちのインタビューで明かされています。

となりのトトロ/原作:なし

『となりのトトロ』も宮崎駿監督のオリジナル作品です。

1970年代頃、宮崎駿監督が描いたイメージボードが発端となっています。

トトロの映画公開は1988年なので、じっくりと温められて世に出た作品ということが分かりますね。

火垂るの墓/原作:小説『火垂るの墓』

タイトルアメリカひじき・火垂るの墓
分類小説
作者野坂昭如
主な特徴実体験をもとにした半自伝的小説

火垂るの墓は野坂昭如の小説が原作となっています。

高畑勲監督はタイトルこそ知っていたものの、鈴木敏夫プロデューサーに勧められるまで読んだことはなかったようです。

小説を読んだ高畑勲監督が、映画制作を決意したエピソードが鈴木敏夫プロデューサーのインタビュー等で明かされています。

魔女の宅急便/原作:児童書『魔女の宅急便』

タイトル魔女の宅急便
分類小説
作者角野栄子
主な特徴全6巻の不朽の名作(映画化は1巻の部分)
最後には大人になったキキの様子も描かれる

魔女の宅急便は子ども向けの小説が原作となっています。

実写ドラマや舞台など、様々な形で表現されている不朽の名作です。

ジブリが映画化したのは1巻までですが、原作は6巻まで描かれています。

大人になったキキの様子も描かれるため、キキのその後が気になる方は要チェックです。

おもひでぽろぽろ/原作:漫画『おもひでぽろぽろ』

タイトルおもひでぽろぽろ
分類漫画
作者原作:岡本螢、作画:刀根夕子
主な特徴昭和の日常を描いたほのぼのストーリー
大人になったタエ子の姿は高畑勲オリジナル

おもひでぽろぽろの原作は、タエ子の子ども時代を描いた作品です。

ジブリの映画『おもひでぽろぽろ』は大人のタエ子が子ども時代を振り返る構図となっていましたが、このアイデアは高畑勲監督オリジナルな表現です。

紅の豚/原作:漫画『飛行艇時代』

紅の豚の原作
飛行艇時代(撮影:まつぼくらぶ)
タイトル飛行艇時代
分類短編漫画
作者宮崎駿
主な特徴全15ページ、オールカラーの短編漫画
映画『紅の豚』の基礎となった作品

『紅の豚』の原作は宮崎駿監督自身が描いた短編漫画『飛行艇時代』です。

模型雑誌に連載された短い作品なので、映画の大半のシーンは映画用に描かれたストーリーになります。

とはいえ、ストーリーの骨子は共通点が多く、まさに原作として物語の基礎となっていることが分かります。

なお、『飛行艇時代』は宮崎駿の雑想ノートの中に掲載されています。

※以下の記事ではさらに詳細に『飛行艇時代』について解説していますので、ぜひ合わせてご覧ください。

海がきこえる/原作:小説『海がきこえる』

タイトル海がきこえる
分類小説
作者氷室冴子
主な特徴挿絵をスタジオジブリの近藤勝也さんが担当

宮崎駿・高畑勲両監督がノータッチのジブリ作品として知られる『海がきこえる』の原作は小説です。

ジブリの近藤勝也さんが挿絵を務めており、氷室さん自身もこの挿絵からインスピレーションを受けたことを明かしています。

平成狸合戦ぽんぽこ/原作:なし

『平成狸合戦ぽんぽこ』は高畑勲監督のオリジナル作品です。

なお、高畑勲監督は当時『平家物語』を原作とした作品を試みていました。

平家物語に苦戦する中、「狸の作品を作ってほしい」と宮崎駿監督・鈴木敏夫プロデューサーから持ち込まれたことで生まれたのがぽんぽこなのです。

耳をすませば/原作:漫画『耳をすませば』

タイトル耳をすませば
分類少女漫画
作者柊あおい
主な特徴宮崎駿が一部を読んで気に入った作品
映画と漫画のストーリーは大きく異なる

『耳をすませば』の原作は同名の少女漫画です。

これを読んだ宮崎駿監督が気に入り、企画が立ち上がりました。

映画と原作のストーリーは大きく異なっており、別作品のように感じられる物語です。

もののけ姫/原作:なし

『もののけ姫』は宮崎駿監督のオリジナルストーリーです。

長年の構想を経て完成した超大作ですが、実は当初の構想は全く違った物語でした。

『もののけ姫』の初期構想は映画化にあたってスッパリと捨てられていますが、その内容は絵本として出版されています。

登場人物の名前等、かすかに共通点も感じられます。

以下の記事では『もののけ姫』の制作経緯や原作について詳細解説しています。

ホーホケキョとなりの山田くん/原作:漫画『ののちゃん』

タイトルとなりの山田くん/ののちゃん
分類4コマ漫画
作者いしいひさいち
主な特徴朝日新聞に連載していたほのぼの4コマ漫画

『ホーホケキョとなりの山田くん』の原作は4コマ漫画の『ののちゃん(旧:となりの山田くん)』です。

朝日新聞に連載されていたほのぼのとした家族のストーリーで、比較的原作に忠実な映画となっています。

千と千尋の神隠し/原作:なし

『千と千尋の神隠し』は宮崎駿監督のオリジナルストーリーです。

10代の知り合いの女の子に向けて制作したことが宮崎駿監督のインタビューで明かされています。

猫の恩返し/原作:漫画『バロン 猫の男爵』

タイトルバロン 猫の男爵
分類少女漫画
作者柊あおい
主な特徴宮崎駿のリクエストで作られた『耳をすませば』のスピンオフ作品

『耳をすませば』と同じく、柊あおいさんの原作となっています。

『耳をすませば』のスピンオフ作品です。

ハウルの動く城/原作:小説『魔法使いハウルと火の悪魔』

魔法使いハウルと火の悪魔
ハウル原作(撮影:まつぼくらぶ)
タイトル魔法使いハウルと火の悪魔
分類小説
作者ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
主な特徴子ども向けに描かれたファンタジー小説
映画とは似ているようで異なる描写が多い

『ハウルの動く城』の原作はダイアナ・ウィン・ジョーンズのファンタジー小説です。

全3巻のうち、第1巻を原作としています。

大枠の設定は原作どおりではあるものの、ストーリーや登場人物の設定などは異なる点も多いです。

原作を読むことで発見できる設定もありますので、ハウル好きなら読んでおきたい原作です。

ゲド戦記/原作:小説『ゲド戦記』

タイトルゲド戦記
分類小説
作者アーシュラ・K. ル=グウィン
主な特徴ファンタジー小説における不朽の名作
ジブリは第3巻『さいはての島へ』を元に制作

『ゲド戦記』はアーシュラ・K. ル=グウィンさんの不朽の名作です。

監督の座を息子の吾朗監督に譲ったものの、宮崎駿監督が長年映画化を希望していた作品でもありました。

原作と映画のストーリーは異なりますが、基本的には第3巻『さいはての島へ』のストーリーを元に制作されています。

崖の上のポニョ/原作:なし

『崖の上のポニョ』は宮崎駿監督のオリジナルストーリーです。

広島県の鞆の浦が舞台となっており、鞆の浦の崖の上の一軒家に2ヶ月間滞在して構想を練ったエピソードは有名です。

借りぐらしのアリエッティ/原作:小説『床下の小人たち』

タイトル床下の小人たち
分類小説
作者メアリー・ノートン
主な特徴子ども向けに描かれたイギリスのファンタジー小説
「小人の冒険」全5シリーズの第1シリーズを映画化

『借りぐらしのアリエッティ』の原作はイギリスのファンタジー小説です。

原作通りというわけでは無く、設定は異なっている点が多いです。

ジブリは「床下の小人たち」を原作としていますが、物語は「小人の冒険」シリーズとして全5シリーズ続きます。

コクリコ坂から/原作:漫画『コクリコ坂から』

タイトルコクリコ坂から
分類少女漫画
作者原作:佐山哲郎、作画:高橋千鶴
主な特徴恋心の描き方を宮崎駿が絶賛した少女漫画

少女漫画を原作とする『コクリコ坂から』ですが、映画と原作は世界観が異なっています。

初々しい恋愛を描く青春ストーリーという点は共通していますが、原作にはカルチェラタンは登場しないのです。

風立ちぬ/原作:漫画『風立ちぬ』

風立ちぬ漫画
風立ちぬ(撮影:まつぼくらぶ)
タイトル風立ちぬ
分類漫画
作者宮崎駿
主な特徴映画に先立って宮崎駿自身が執筆した原作漫画

航空技術者・堀越二郎と文学者・堀辰雄を組み合わせた主人公が特徴の『風立ちぬ』は、月間モデルグラフィックスで漫画連載されていました。

この漫画が、映画の原作となっています。

原作自体が堀越二郎や堀辰雄の人生の影響を受けています。

堀辰雄の『風立ちぬ』は映画『風立ちぬ』の原案であるとも言えるでしょう。

かぐや姫の物語/原作:古典『竹取物語』

タイトル竹取物語
分類古典
作者
主な特徴国語の授業でも習う日本最古と言われる物語

『かぐや姫の物語』は日本最古とも言われる『竹取物語』が原作となっています。

学校の授業でも習いますよね。

原作に忠実でありながら、高畑勲監督の独自解釈が加えられたストーリーはさすがです。

思い出のマーニー/原作:小説『思い出のマーニー』

タイトル思い出のマーニー
分類小説
作者ジョーン・G・ロビンソン
主な特徴イギリスの児童書を代表する有名作品

『思い出のマーニー』はイギリスの有名児童書が原作となっています。

アーヤと魔女/原作:小説『アーヤと魔女』

タイトルアーヤと魔女
分類小説
作者ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
主な特徴気に入った宮崎駿がアニメ化を企画

『アーヤと魔女』の原作は、『ハウルの動く城』に続いてダイアナ・ウィン・ジョーンズの小説となっています。

宮崎駿が内容を気に入り、長編アニメーション化を企画した結果、宮崎吾朗監督で実現することとなりました。

君たちはどう生きるか/原作:なし

『君たちはどう生きるか』は2023年公開予定の宮崎駿監督オリジナルストーリーです。

吉野源三郎の1937年の『君たちはどう生きるか』からインスピレーションを受けているものの、内容は全く異なるファンタジーであることが明かされています。

なお、2017年には漫画版が発表されており、200万部を超える大ベストセラーとなっています。

スタジオジブリ作品の原作・原案 まとめ

スタジオジブリ作品はオリジナルストーリーも多いですが、原作が存在する作品も多いのです。

読みやすい原作も多いので、ぜひ原作から楽しんでみてくださいね。

映画タイトル原作
風の谷のナウシカ 漫画『風の谷のナウシカ』
天空の城ラピュタ なし
となりのトトロなし
火垂るの墓小説『火垂るの墓』
魔女の宅急便児童書『魔女の宅急便』
おもひでぽろぽろ漫画『おもひでぽろぽろ』
紅の豚漫画『飛行艇時代』
海がきこえる小説『海がきこえる』
平成狸合戦ぽんぽこなし
耳をすませば漫画『耳をすませば』
もののけ姫なし
ホーホケキョとなりの山田くん漫画『ののちゃん』
千と千尋の神隠しなし
猫の恩返し漫画『バロン 猫の男爵』
ハウルの動く城小説『魔法使いハウルと火の悪魔』
ゲド戦記小説『ゲド戦記』
崖の上のポニョなし
借りぐらしのアリエッティ小説『床下の小人たち』
コクリコ坂から漫画『コクリコ坂から』
風立ちぬ漫画『風立ちぬ』
かぐや姫の物語古典『竹取物語』
思い出のマーニー小説『思い出のマーニー』
アーヤと魔女小説『アーヤと魔女』
君たちはどう生きるかなし
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