【行ってきた】「鈴木敏夫とジブリ展」見どころと感想【写真つき】

鈴木敏夫とジブリ展_カオナシ

当記事では、東京(寺田倉庫 B&C HALL/E HALL)で開催された「鈴木敏夫とジブリ展」の様子をレポートします。

実際に自分自身の目で見た情報を詳細にレポートしますので、参考になれば幸いです。

筆者のプロフィール
  • スタジオジブリから徒歩圏内の小金井市在住のジブリオタク
  • 好きな場所は三鷹の森ジブリ美術館
  • 最も好きな作品は「風の谷のナウシカ」
目次

「鈴木敏夫とジブリ展」とは?

鈴木敏夫とジブリ展_入口
鈴木敏夫とジブリ展_入口(撮影:まつぼくらぶ)

鈴木敏夫さんは数々のジブリ作品をプロデューサーとして生み出してきた、スタジオジブリの中心人物です。

この鈴木敏夫さんを中心に添えた展示会が「鈴木敏夫とジブリ展」です。

鈴木敏夫さんの生い立ちや、各ジブリ作品の制作裏話等を知ることができます。

今回筆者が訪れたのは2022年の東京会場ですが、類似した内容で各地を巡回している展示会です。

過去の鈴木敏夫とジブリ展
  • 筆の里工房(広島)
    2017.08.27(日)- 2017.11.05(日)
  • 松坂屋美術館(愛知)
    2018.06.23(土)- 2018.07.16(月・祝)
  • 金沢21世紀美術館(石川)
    2018.07.27(金)- 2018.08.25(土)
  • 神田明神 文化交流館(東京)
    2019.04.20(土)- 2019.05.12(日)
  • ハウステンボス美術館(長崎)
    2019.07.13(土)- 2019.09.23(月)
  • 寺田倉庫 B&C HALL/E HALL(東京)←当記事
    2022.07.01(金)- 2022.09.07(水)

回を重ねるごとに内容はバージョンアップしています。

以下、「鈴木敏夫とジブリ展」の見どころを紹介しますので、参考になれば幸いです。

「鈴木敏夫とジブリ展」の見どころ(主な展示物)

「鈴木敏夫とジブリ展」の魅力は何と言っても情報量です。

鈴木敏夫さんの手書きの資料などが山ほど展示されており、じっくり読み込むとあっという間に時間が過ぎます。

当記事では、以下の観点で「鈴木敏夫とジブリ展」の見どころを語ります。

  • 鈴木敏夫の生い立ち
  • ジブリ作品の制作秘話・裏話
  • 鈴木敏夫が読んだ8,800冊の本
  • 撮影スポット多数!油屋別館

東京会場では入り口から見事な景色で出迎えてくれました。

鈴木敏夫とジブリ展 入り口(撮影:まつぼくらぶ)

ジブリ作品の名場面に、鈴木敏夫さんの特徴ある文字で名言が書かれています。

鈴木敏夫とジブリ展 紅の豚
鈴木敏夫とジブリ展 入り口(撮影:まつぼくらぶ)

「飛ない豚は~」と書かれているのがやや気にはなりましたが・・笑

(正確には「飛ない豚は~」ですよね)

なお、館内は写真撮影スポットと写真禁止エリアがはっきりと分かれています。

写真撮影OKな場所については、写真付きで紹介しますので参考にしてくださいね。

鈴木敏夫の生い立ち

入場すると最初に展示されているのが、鈴木敏夫さん自身の歴史です。

鈴木敏夫さんの幼少期から学生時代、雑誌記者・編集者の情報が展示されています。

主な展示物
  • 幼少期に過ごした家や近所の手書きマップ
  • 幼少期に読んでいた漫画雑誌
  • 幼少期に過ごした四畳半の漫画部屋の(理想を含めた)再現
  • 学生時代に見た映画、読んだ本
  • 学生時代の自作詩ノート
  • アニメージュ創刊の裏話
  • 宮崎駿監督や高畑勲監督との出会いのエピソード 等々

特に四畳半の漫画部屋の再現は足をとめてじっくりと見る方も多かったです。

Always三丁目の夕日に出てきそうな、どこか懐かしい雰囲気の部屋に心惹かれます。

鈴木敏夫さんの雑誌記者、編集者としての仕事を見ているうちに、展示の中心はジブリ作品へと切り替わっていきます。

ジブリ作品の制作秘話・裏話

ジブリファンにはたまらない、貴重な資料が多数展示されています。

作品が生まれた裏話や、実際の手書きの企画書等が展示されており、1つ1つの資料が見ごたえ十分です。

主な展示物
  • 『風の谷のナウシカ』制作秘話
  • スタジオジブリ設立秘話
  • 『天空の城ラピュタ』制作秘話
  • 『となりのトトロ・火垂るの墓』制作秘話
  • 映画を制作する過程
  • 映画を宣伝する過程

挙げだすとキリがないくらい、貴重で面白い資料が並んでいました(しかもほとんどが手書きの資料です・・!)

  • ナウシカの企画書
  • もののけ姫の出資企業への企画説明資料
  • トトロでボツになったキャッチコピー案
  • コクリコ坂のシナリオ構成案
  • おもひでぽろぽろの作業進捗表
  • 鈴木敏夫さんが書いた数々のロゴ案(ボツも含む)
  • CM・予告編(特報)用の絵コンテ
  • 鈴木さんが独自に作成した、もののけ姫の61枚の絵コンテまとめ

資料は古い作品ほど充実している印象を受けました。

ナウシカやラピュタ、トトロは1作品で1エリアが設けられていましたが、最近の作品になるほど資料は少なめです。

なお、トトロの展示エリアには撮影スポットも用意されています。

鈴木敏夫とジブリ展_トトロ
鈴木敏夫とジブリ展 トトロ(撮影:まつぼくらぶ)

展示物をつなぐ廊下もジブリデザインで溢れているのですが、撮影スポットではなかったので写真はありません・・

せっかくなので、今回得たウンチクを1つだけ披露させてください。

以下の魔女の宅急便のポスター、なぜパン屋での留守番のシーンなのかご存じでしょうか。

単純に考えると、箒で空を飛ぶシーンの方が目立ちますよね。

© 1989 角野栄子・Studio Ghibli・N

実はこれは作品名に「魔女」と入っていることが理由だそうです。

「魔女」という単語は「箒で飛ぶ」ということは連想できるため、わざわざ絵で飛ぶ必要はないというわけですね。

むしろパン屋をポスターに採用することで、キキの内面や作品の奥深さを想像させるわけです。

誰かに伝えたくなる裏話が満載ですので、ぜひご自身の目でもチェックしてみてくださいね。

鈴木敏夫が読んだ8,800冊の本

鈴木敏夫とジブリ展_カオナシ
鈴木敏夫とジブリ展 カオナシ(撮影:まつぼくらぶ)

「鈴木敏夫とジブリ展」の1つの目玉とも言えるのが、この鈴木敏夫さんが読んだ8,800冊の本の展示です。

「これだけの本を読んだからこそ、あの知識量なのか・・・」と納得させられます。

民俗学等の学術本から、ワンピースやジョジョ、ドラえもんのような漫画本まで、多岐にわたる書籍が置かれています。

なお、このエリアはすべて撮影OKです。

「撮影してください」とばかりに部屋の中央でカオナシが読書しています。

読書するカオナシ(撮影:まつぼくらぶ)

壁には鈴木敏夫さんが書いたと思われる作品も飾られており、いい味を出しています。

君たちはどう生きるか
君たちはどう生きるか(撮影:まつぼくらぶ)
鈴木敏夫の書いたカオナシ
鈴木敏夫さんの書いたカオナシ(撮影:まつぼくらぶ)

また、本の周囲にはこっそりとジブリキャラクター達が飾られています。

鈴木敏夫さんの8,800冊の本
鈴木敏夫さんの8,800冊の本(撮影:まつぼくらぶ)
鈴木敏夫さんの8,800冊の本
間に置かれたジブリキャラクター達(撮影:まつぼくらぶ)

「木に関する本」がまとまった本棚にコダマが置かれていたのは、遊び心を感じました(笑)

本棚に置かれたコダマ(撮影:まつぼくらぶ)

展示会場としては以上で終了です。

ただ、2022年の東京会場にはこの先に「油屋別館」が用意されています。

撮影スポット多数!油屋別館

8,800冊の本のエリアを出ると、以下のような雰囲気のある通路を抜けることになります。

油屋別館への通路
油屋別館への通路(撮影:まつぼくらぶ)
油屋別館の提灯
油屋別館の提灯(撮影:まつぼくらぶ)

この通路を抜けると、広々と広がるのが「油屋別館」です。

2022年の東京会場で新設されたエリアで、以下のような内容を楽しむことができます。

  • グッズショップ
  • 湯婆婆・銭婆婆のおみくじ
  • 足湯(別途事前予約要)
  • カオナシなりきりAR
  • その他写真撮影スポット多数

それぞれの詳細は以下のとおりです。

グッズショップ

グッズショップは限定品からジブリ美術館グッズ、定番のジブリ書籍まで幅広く揃えられています。

中でもお土産に人気なのがクラブハリエとコラボしたバームクーヘンです。

限定パッケージのバームクーヘン
限定パッケージのバームクーヘン(撮影:まつぼくらぶ)

ボックスにはトトロがデザインされているので、箱も捨てずにとっておきたいところですね。

また、隅にはチョコレートやアイスも売っています。

『千と千尋の神隠し』で登場するイモリの黒焼きをイメージしたチョコレートは売り切れることもある人気商品だそうです。

鈴木敏夫とジブリ展の飲食物
鈴木敏夫とジブリ展の飲食物(撮影:まつぼくらぶ)

その他にも、鈴木敏夫さんの公式図録等、様々な商品が置かれています。

レジはそれなりに混雑しますが、商品を眺めるだけでも楽しいですよ。

鈴木敏夫とジブリ展公式図録
鈴木敏夫とジブリ展公式図録(撮影:まつぼくらぶ)
鈴木敏夫とジブリ展公式図録(撮影:まつぼくらぶ)
湯婆婆・銭婆のおみくじ

「油屋別館」の見どころはやはり大きな湯婆婆・銭婆でしょう。

湯婆婆のおみくじ
湯婆婆のおみくじ(撮影:まつぼくらぶ)
銭婆のおみくじ
銭婆のおみくじ(撮影:まつぼくらぶ)

1人1回だけ、どちらかのおみくじを引くことができます。(口の中から番号が書かれた札を取ります)

湯婆婆が恋愛おみくじ、銭婆が開運おみくじとなっています。

湯婆婆・銭婆のおみくじ
湯婆婆・銭婆婆のおみくじ(撮影:まつぼくらぶ)

ちなみに筆者は銭婆を選び、中吉でした。

中吉のおみくじ
中吉のおみくじ(撮影:まつぼくらぶ)
足湯(別途事前予約要)
おおとりさまと足湯(撮影:まつぼくらぶ)

「油屋別館」の一角には足湯のコーナーもあります。

事前予約が必要で、筆者が狙った日は売り切れでした・・・

展示を一周した後の足湯は最高だと思われますので、予約できそうな場合はぜひ。

カオナシなりきりAR

出口の付近には面白いコーナーがありました。

カオナシなりきりAR
カオナシなりきりAR(撮影:まつぼくらぶ)
カオナシなりきりAR
カオナシなりきりAR(撮影:まつぼくらぶ)

AR技術を使って、カオナシになりきって写真撮影ができます。(肝心の顔が隠れるので、誰が誰だかわからない・・・笑)

その他写真撮影スポット多数

「油屋別館」は全エリア写真撮影OKです。

その他にも「写真を撮ってください」とばかりにスポットが用意されていますので、カメラにおさめましょう。

千と千尋の神隠しの屋台
千と千尋の神隠しの屋台(撮影:まつぼくらぶ)
千と千尋の神隠しのエレベーター
千と千尋の神隠しのエレベーター(撮影:まつぼくらぶ)
千と千尋の神隠しの橋
千と千尋の神隠しの橋(撮影:まつぼくらぶ)
油屋別館の天井
油屋別館の天井(撮影:まつぼくらぶ)

1人で行くなら音声ガイドがおすすめ!

鈴木敏夫とジブリ展の音声ガイド
鈴木敏夫とジブリ展の音声ガイド(撮影:まつぼくらぶ)

「鈴木敏夫とジブリ展」に1人で行く場合に絶対におすすめしたいのが、音声ガイドです。

語り手は講談師の神田伯山さんで、楽しさがアップすること間違いなしです。

音声ガイドのココが良い!
  • 1つ1つの内容が濃い
  • 鈴木敏夫さん自身が語ってくれるインタビューパートもある
  • アンバサダーの滝沢カレンさんが登場してラジオのように進むパートもある
  • エリアに合わせたBGMが流れるのでテンションが上がる(ラピュタの解説に合わせて「君をのせて」が流れる、等)

1つ1つの情報が濃いため、音声ガイドを聞いているだけでもかなりの時間を要します。

筆者は開館と同時に入場したのですが、音声ガイドをつけていない人にはガンガン抜かれていきました(笑)

じっくり、どっぷり「鈴木敏夫とジブリ展」を満喫したい方には迷わずおすすめします。

値段は600円で、特別冊子「名古屋の鬼ばばあ」がついてきます。

限定冊子「名古屋の鬼ばばあ」(撮影:まつぼくらぶ)

その他の良くあるQ&A

所要時間は?

SNSの情報等を総合すると、平均1時間半~2時間です。

筆者は音声ガイドあり、各資料もじっくり読み込んだため3時間程度かかりました。

写真撮影が可能なエリアは混雑する傾向にあります。

子どもでも楽しめる?

正直なところ、小さな子どもにはあまりおすすめできません。

文字をじっくり読み込む展示が多いため、大人のジブリ好きが楽しめる展示内容になっています。

(筆者も子どもは置いて、大人1人で行きました)

飲食スペースはある?

館内に飲食スペースはありません。

チョコレートやアイスを売っているエリアはありますが、建物の外で食べるように案内されます。

「鈴木敏夫とジブリ展」まとめ

「鈴木敏夫とジブリ展」はジブリ好きには自信をもってオススメできるイベントです。

なかなか目にすることができない貴重な資料で溢れています。

足を運べるエリアで開催されている場合は、ぜひ遊びに行ってみてくださいね。

【参考】外部サイト:鈴木敏夫とジブリ展公式

また、東京会場は他のジブリスポットとセットで回るのもオススメです。

午前は鈴木敏夫とジブリ展、午後は三鷹の森ジブリ美術館のコース等はいかがでしょうか。

当記事の拡散は大歓迎です

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