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【隠れたジブリスポット】江戸東京たてもの園の見どころを徹底解説!

都電7500形

江戸東京たてもの園はレトロな建物が並ぶ、小金井公園敷地内の野外博物館です。

小金井市といえば、スタジオジブリが存在する町として有名ですよね。

実はこの江戸東京たてもの園は「千と千尋の神隠し」の制作でも参考にされており、ジブリらしい景色を見ることができます。

当記事ではジブリオタクである筆者が、江戸東京たてもの園の魅力を紹介します。

筆者のプロフィール
  • スタジオジブリから徒歩圏内の小金井市在住のジブリオタク
  • 小金井公園はほぼ毎週末遊びに行く我が家の庭
  • 最も好きな作品は「風の谷のナウシカ」

小金井公園やたてもの園には頻繫に足を運んでいます。

実際に目で見たこと、体験したことを元にリアルな情報を発信しますので、参考になれば幸いです。

目次

江戸東京たてもの園ってどんなところ?

江戸東京たてもの園
江戸東京たてもの園入り口(撮影:まつぼくらぶ)

江戸東京たてもの園は小金井公園内の博物館です。

東京ドーム約1.5個分(7ヘクタール)の広大な土地に30棟の歴史的建造物が復元されています。

レトロな街並みが再現されており、建物の中も見学できます。

海外の観光客からも人気のスポットです。

<江戸東京たてもの園の基本情報>

所在地東京都小金井市
入場料金一般 :400円
65歳~:200円
大学生:320円
中高生:200円※
※都内在学、在住の中学生は無料
※小学生以下は無料
開園時間4月~9月:9時30分~17時30分
10月~3月:9時30分~16時30分
※入園は閉園時刻の30分前まで
休園日毎週月曜日(月曜日が祝日または振替休日の場合は、その翌日)
チケット購入方法アソビューにてオンライン予約
または当日券を窓口で購入
飲食店あり
公式サイトhttps://www.tatemonoen.jp/

江戸東京たてもの園はスタジオジブリと縁がある土地としても知られています。

管理人

千と千尋の神隠しのモデルになってます!

映画内で見覚えのある景色が見れるということで、ジブリファンからも人気のスポットです。

以下では、まずはジブリスポットを中心に紹介したうえでその他の見どころもご紹介します。

豆知識

江戸東京たてもの園のキャラクター「えどまる」は宮崎駿監督がデザインしています。

えどまる
えどまる(撮影:まつぼくらぶ)

江戸東京たてもの園のジブリスポット

まずは一目で「千と千尋の神隠しで見たやつだ!」となるスポットを紹介します。

ここで紹介するのは以下の4か所です。

  • 千尋がカオナシと乗ったあの電車:都電7500形(東)
  • 窯爺の仕事場のモデル:武居三省堂(東)
  • 千尋の両親が飲み食いした店のモデル:鍵屋(東)
  • 千尋が働く湯屋のモデル:子宝湯(東)
  • 千尋たちの暮らす部屋:高橋是清邸(センター)

江戸東京たてもの園は大きく3つのエリア(西ゾーン、センターゾーン、東ゾーン)に分かれますが、高橋是清邸を除く4つのスポットは全て東ゾーンにまとまっています。

「まずは千と千尋の神隠しのモデルが見たい!」という方は東ゾーンから回るのがおすすめです。

以下、それぞれのジブリスポットを順番に紹介します。

千尋がカオナシと乗ったあの電車:都電7500形

都電7500形
都電7500形(撮影:まつぼくらぶ)

東ゾーンに向かうと必ず目に飛び込んでくるのが、広場に置かれている都電7500形です。

実際に昭和30年代(1960年代)に都内を走っていた車両です。

管理人

見た瞬間に「あ!」と思うジブリファンは多いはずです

千と千尋の神隠しの後半、銭婆の元に千尋やカオナシ達が向かうシーンですね。

内部も古き良き雰囲気で、いい感じです。

都電7500形内部
都電7500形内部(撮影:まつぼくらぶ)

窯爺の仕事場のモデル:武居三省堂

窯爺の仕事場モデル
武居三省堂(撮影:まつぼくらぶ)

東の広場から伸びる通りを北上すると右手に位置するのが武居三省堂です。

明治時代の文房具屋で、外観はレトロな文房具屋といった印象ですね。

千と千尋の神隠しでは、この武居三省堂の内装を参考にしています。

中に入ってみると、気が付くジブリファンも多いのではないでしょうか。

管理人

窯爺が働く仕事場にそっくりですよね

武居三省堂の棚
武居三省堂の棚(撮影:まつぼくらぶ)

映画とまったく同じというわけではありませんが、壁一面に広がる棚の作りはそっくりですね。

千尋が働く湯屋のモデル:子宝湯

たてもの園子宝湯
子宝湯(撮影:まつぼくらぶ)

武居三省堂よりもさらに奥、突き当りに位置するのが子宝湯です。

千と千尋の神隠しのメイン舞台となる「油屋」の参考になっています。

油屋は道後温泉(愛媛県)、四万温泉(群馬県)など様々なモデルから作られています。

そのため、子宝湯がそっくりそのまま油屋というわけではありません。

管理人

それでも似た雰囲気は感じられますね

子宝湯の内部
子宝湯の内部(撮影:まつぼくらぶ)
子宝湯の脱衣所
子宝湯の脱衣所(撮影:まつぼくらぶ)

千尋の両親が飲み食いした店のモデル:鍵屋

千と千尋の神隠しの屋台
鍵屋(撮影:まつぼくらぶ)

子宝湯に隣接するたてものが幕末から営業していた居酒屋の「鍵屋」です。

千と千尋の神隠しの序盤で、千尋の両親が豚になってしまった屋台のモデルとなっています。

カウンターや店内の様子、椅子の並びなどをぜひ映画と見比べてみてください。

鍵屋の内部
鍵屋の内部(撮影:まつぼくらぶ)

千尋たちの暮らす部屋:高橋是清邸

高橋是清邸
高橋是清邸(撮影:まつぼくらぶ)

センターゾーンに場所を移すと、歴史的価値の高い住宅が並びます。

中でもジブリファンが注目すべきが「高橋是清邸」です。

高橋是清:明治から昭和初期にかけて活躍した政治家

千尋たち油屋の従業員が暮らす部屋のモデルとなっています。

高橋是清邸の廊下
高橋是清邸の廊下(撮影:まつぼくらぶ)

イメージしやすいのが龍の姿のハクが銭婆の「紙の鳥」に追いかけられているシーンではないでしょうか。

特に窓の形は映画の場面とそっくりですね。

江戸東京たてもの園のその他の見どころ

ここまでジブリスポットを中心に紹介しましたが、江戸東京たてもの園には30棟の建物が展示されています。

以下では、核ゾーン別に見どころを抜粋して紹介します。

東ゾーンの見どころ

ジブリのモデルとなった東ゾーンには、商業を営んでいた歴史的建造物が多く並んでいます。

旅館や乾物屋、和傘問屋、仕立屋など、ぜひじっくりと眺めてみてください。

小寺醤油店
小寺醬油店(撮影:まつぼくらぶ)
小寺醬油店(撮影:まつぼくらぶ)
東ゾーンの街並み
東ゾーンの街並み(撮影:まつぼくらぶ)

また、展示物ではありませんが東ゾーンの空き地は子どもに人気です。

土管が3つ並んでいる様子はまるでドラえもんの空き地のようで、土管の上で遊ぶ子どもも多いです。

空き地の土管
空き地の土管(撮影:まつぼくらぶ)

センターゾーンの見どころ

センターゾーンは高橋是清邸を筆頭に、歴史的な住宅が並ぶエリアです。

各建造物もじっくり見ていただきたいですが、ぜひ歩いてほしいのが庭園です。

高橋是清邸の庭園は歩けるようになっていますので、ぜひ一周してみてください。

とくに桜の季節や紅葉の季節は絶景です。

高橋是清邸の庭園
高橋是清邸の庭園(撮影:まつぼくらぶ)

西ゾーンの見どころ

西ゾーンも住宅が中心に展示されています。

ひとことに住宅と言っても、農家から洋館など、建物によってコンセプトが全く違います。

コンセプトが様々なので、飽きずにじっくり見て回ることができます。

田園調布の家
田園調布の家(撮影:まつぼくらぶ)
三井八郎右衛門邸
三井八郎右衛門邸(撮影:まつぼくらぶ)
三井八郎右衛門邸内部
三井八郎右衛門邸内部(撮影:まつぼくらぶ)
ボンネットバス
ボンネットバス(撮影:まつぼくらぶ)
綱島家(農家)
綱島家(農家)(撮影:まつぼくらぶ)

イベント開催時はライトアップも

江戸東京たてもの園が位置する小金井公園は桜や紅葉の名所として知られています。

そのため、桜や紅葉の時期には毎年ライトアップイベントが江戸東京たてもの園でも開催されます。

閉園時間が延長され、一部の建物もライトアップされますので、さらに幻想的な空間を味わえます。

管理人

夜のたてもの園は貴重です!

その他、夏祭りやキャンドルナイト等のイベントも開催されることがあります。

イベント情報はたてもの園の公式サイトで確認できますので、事前にチェックしてみましょう。

外部サイト:たてもの園イベントスケジュール

ランチもおすすめ!江戸東京たてもの園の飲食情報

江戸東京たてもの園は広いため、お昼の時間を跨ぐことも多いでしょう。

江戸東京たてもの園での食事は以下の2か所が選択肢になります。

  • 武蔵野茶房
  • たべもの処 蔵
管理人

自販機なら他にもところどころにありますよ!

単なる飲食店ではなく、たてもの園の建物を活用したカフェになってますのでおすすめです。

武蔵野茶房

デ・ラランデ邸
デ・ラランデ邸(撮影:まつぼくらぶ)

西ゾーンにある復元建造物「デ・ラランデ邸」の邸内やテラスで食事ができるのが武蔵野茶房です。

<武蔵野茶房の基本情報>

エリア西ゾーン
主なメニュー・有機コーヒー 616円
・紅茶  616円
・ハヤシライス 1,320円
・カレーライス 1,080円、等
※メニューや値段は調査時点のものです。
営業時間・4月~9月/10:30~17:00(ラストオーダー16:30)
・10月~3月/10:30~16:30(ラストオーダー16:00)

正直値段はやや高い印象ですが、「デ・ラランデ邸」での食事は贅沢な気分が味わえます。

たべもの処 蔵

たべもの処 蔵
たべもの処 蔵(撮影:まつぼくらぶ)
武蔵野うどん看板
たべもの処 蔵(撮影:まつぼくらぶ)

たべもの処 蔵は東ゾーンに位置します。

値段設定は武蔵野茶房よりもリーズナブルなので、手軽に済ませたいかたは特におすすめです。

<武蔵野茶房の基本情報>

エリア東ゾーン
主なメニュー・武蔵野つけうどん 650円
・山菜つけ汁うどん 700円
・かき揚げうどん 800円
・コーヒー 360円
・笹大福(3個) 310円
※メニューや値段は調査時点のものです。
営業時間11:00~(ラストオーダー15:30)

定番は武蔵野つけうどんです。(以下の写真はかきあげトッピングつき)

武蔵野つけうどん(撮影:まつぼくらぶ)

なんと宮崎駿監督のサインもありました。

宮崎駿監督のサイン
宮崎駿監督のサイン(撮影:まつぼくらぶ)

江戸東京たてもの園に関するよくあるQ&A

その他、江戸東京たてもの園に関するよくある疑問を紹介します。

江戸東京たてもの園の混雑具合は?

ライトアップ等のイベント時は入場で並ぶ可能性があります。
イベントが無い日は空いており、快適に過ごせます。
平日はガラガラです。

江戸東京たてもの園を一周する所要時間は?

短く見ても3~4時間を想定しておきましょう。
敷地が広いため一つ一つをじっくり見て回ると、想定以上に時間がかかるはずです。

小さな子連れでも大丈夫?

我が家は1歳の子連れでも楽しむことが出来ました。
授乳室やおむつ交換台も用意されており、ベビーカーの貸し出しも行っています。

江戸東京たてもの園のチケット・アクセス

江戸東京たてもの園のチケットは当日窓口で購入できます。

またはオンラインで事前予約もできますので、スムーズに入場したい方はオンラインで済ませましょう。

\ チケットのオンライン購入はこちら /

なお、東京江戸たてもの園のアクセスはやや不便です。

中央線の武蔵小金井駅、東小金井駅、または西武線の花小金井駅からバスでの移動となります。

車で移動できる方は小金井公園の駐車場もオススメです。

管理人

ちなみに近所の私はいつも自転車です(笑)

江戸東京たてもの園 まとめ

ジブリスポットが盛りだくさんの江戸東京たてもの園はジブリファンには間違いなくおすすめです。

ジブリに詳しくない方でも十分に楽しめる空間です。

値段もリーズナブルですので、ぜひ一度は足を運んでいただければ幸いです。

<江戸東京たてもの園の基本情報(再掲)>

所在地東京都小金井市
入場料金一般 :400円
65歳~:200円
大学生:320円
中高生:200円※
※都内在学、在住の中学生は無料
※小学生以下は無料
開園時間4月~9月:9時30分~17時30分
10月~3月:9時30分~16時30分
※入園は閉園時刻の30分前まで
休園日毎週月曜日(月曜日が祝日または振替休日の場合は、その翌日)
チケット購入方法アソビューにてオンライン予約
または当日券を窓口で購入
飲食店あり
公式サイトhttps://www.tatemonoen.jp/

合わせてチェック!

以下の記事では東京のジブリスポットをまとめて紹介しています。ぜひ合わせてご覧ください。

当記事の拡散は大歓迎です

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