新橋・汐留の日本テレビ本社に「宮崎駿デザインの日テレ大時計」が置かれていることをご存じでしょうか。
見たとたんに「ジブリっぽい!」と感じられるからくり時計で、ジブリファンには有名な観光地です。
当記事ではこの日テレ大時計について紹介します。
- スタジオジブリから徒歩圏内の小金井市在住のジブリオタク
- 好きな場所は三鷹の森ジブリ美術館
- 最も好きな作品は「風の谷のナウシカ」
日テレ大時計(ジブリ時計)の基本情報
まずは日テレ大時計の基本情報をご紹介します。
<日テレ大時計の基本情報>
場所 | 日本テレビタワー(東京都港区) |
料金 | 無料 |
完成時期 | 2006年12月20日 |
大きさ | 幅:18m、高さ:12m |
デザイン・監修 | 宮崎駿 |
企画・制作 | 日本テレビ |
日テレ大時計はスタジオジブリと日本テレビの共同プロジェクトで制作されました。
誰でも無料で見れる場所に置かれていますので、近くに寄った際に気軽に見ることもできます。
続いて、からくりが動き出す時間帯と日テレ大時計の場所の詳細を紹介します。
からくりが動き出す時間帯
日テレ大時計はからくり時計となっており、約3分40秒のからくり演出を見ることができます。
からくりを見ることが出来る時間帯は原則以下のとおりです。
- 平日:
12時、15時、18時、20時 - 土日:
10時、12時、15時、18時、20時
※22年5月現在は感染症対策で全日15時、20時の2回のみ
以下の点にはご注意ください。
- メンテナンス期間中はからくりが動作しない場合があります。
メンテナンスは日テレサイト上でアナウンスされるため、チェックしておきましょう。 - からくりは各時間の約3分前に開始します。余裕をもって到着しましょう。
場所・アクセス
日テレ大時計は日本テレビタワーの2階に位置します。
アクセスは恵まれており、各路線の「新橋・汐留」から1~3分程度で到着します。
近くに用事がある時についでに覗くのもおすすめです!
日テレ大時計(ジブリ時計)の見どころ
日テレ大時計の実際の様子を紹介します。
日テレ大時計はからくりも必見ですが、その造形もいかにもジブリらしい作りで見応えがあります。
大きさも圧巻です!
日テレ大時計は銅板を1枚1枚加工して作られており、細部も作りこまれています。
左右非対称に設計されており、それぞれ異なるストーリーが設定されています。
左側が鐘一族、右側が鍛冶屋一族です。
ぜひ、細部までじっくりと観察してみてくださいね。
日テレ大時計(ジブリ時計)は「ハウルの動く城」?
日テレ大時計を一目見て「ハウルっぽい」と感じる声は多いです。
その色合いや、ごちゃごちゃした建造物である点など、たしかに共通点は感じられます。
ただ、日テレ大時計とハウルの動く城の関係性は公式には宣言されていません。
少し考察してみます。
まずポイントとなるのが、日テレ大時計とハウルの動く城の製作期間です。
- 日テレ大時計:2000年~2006年(2006年12月20日完成)
- ハウルの動く城:2003年~2004年(2004年11月20日公開)
製作期間が見事にかぶっていますね。
ハウルの動く城を宮崎駿監督の頭の中で構想していた期間も踏まえると、まさに同時期に考えていたものと言えるのではないでしょうか。
実際に日テレ大時計とハウルの動く城は細部でも似ている部分があります。
特に、足の形がそっくりです!
正式には公表されていないものの、日テレ大時計とハウルの動く城には関係性はあるのかもしれませんね。
日テレ大時計(ジブリ時計)の筆者の感想
第一印象は「ジブリっぽい!」という感想でした。
そして細部まで観察すると、さらにジブリらしさを感じられるこだわりの作品だと思います。
制作に6年かけているということもあり、妥協のないジブリらしさを感じられます。
からくりの動きも癒されますよ
からくりには正直派手さはありませんが、それもジブリらしいと言えるのではないでしょうか。
心地よいやさしい音色に合わせてからくりが動きます。
新橋・汐留に立ち寄る際にはぜひ覗いてみてくださいね。
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