当記事では、宮崎駿監督がトトロの構想を練った地としても有名な「淵の森緑地」を紹介します。
宮崎駿監督が開発から守った経緯もり、豊かな自然が気持ち良いエリアです。
- スタジオジブリから徒歩圏内の小金井市在住のジブリオタク
- 好きな場所は三鷹の森ジブリ美術館
- 最も好きな作品は「風の谷のナウシカ」
「淵の森緑地」とは?
淵の森緑地は東京都東村山市と埼玉県所沢市との堺にある小さな森です。
天然のあゆも生息するきれいな柳瀬川も流れており、自然豊かな空間となっています。
淵の森緑地の基本情報
まずは簡単に、淵の森緑地の基本情報を紹介します。
<淵の森緑地の基本情報>
場所・アクセス | 東京都東村山市秋津町5丁目31 (武蔵野線・新秋津駅から徒歩5分) |
入場料金 | 無料(散策自由) |
駐車場 | なし |
東京都心から離れた場所に位置しており、周りは住宅街に囲まれています。
武蔵野線・新秋津駅からは徒歩5分程度ですので、電車での訪問がおすすめです。
淵の森緑地と宮崎駿
「淵の森緑地」は宮崎駿監督が『となりのトトロ』の構想を練った地のひとつとして知られています。
「淵の森」と宮崎駿監督
- 宮崎駿監督が『となりのトトロ』の構想を練ったという緑地
- 1996年頃の宅地開発計画から、宮崎駿監督たちの寄付によって公有地となり守られた
(宮崎駿監督の3億円の寄付等をもとに、東村山市が土地を購入した) - 宮崎駿監督自身が日々清掃や草刈り等の手入れをしていることも有名
毎年1月には、宮崎駿監督を中心として有志で下草刈りを行うのは恒例行事となっています。
まさに宮崎駿監督自身が守っている森なのです。
【訪問レポート】淵の森緑地に行ってみた!
ここからは、23年5月に実際に淵の森緑地を訪問した際の情報を紹介します。
自然が豊かで気持ち良い散歩コース
淵の森緑地は武蔵野線の新秋津駅から徒歩5分程度で到着します。
入口がやや分かりにくかったのですが、柳瀬川にかかる安松橋を渡ったところにありました。
入口に入ってすぐのところには、淵の森の石碑もおかれていました。
ひっそりとまっくろくろすけの石も置かれています。
ジブリファンには嬉しいポイントですね(笑)
淵の森緑地は分かれ道もいくつかありますが、基本的には一本道です。
小さな森ですので、簡単にぐるりと一周できます。
場所によっては、柳瀬川に降りることができます。
柳瀬川は天然のあゆも生息しているというほど、清らかな河川です。
実際に水は透き通っており、静かな空間に癒されます。
(かつては生活用水で汚染されていたらしいので、ここまで回復してくれた方々の努力には頭が下がります)
「トトロの森」と呼ぶには正直小規模な森ではありますが、豊かな自然は心地よかったです。
魚や鳥、虫などの自然と触れ合うことができる、気持ち良い散歩コースです。
ジブリファンに人気のパン屋「サントアン」もおすすめ
淵の森緑地を訪問する際にセットで行っておきたいのが、新秋津駅前のパン屋「サントアン」です。
サントアンは宮崎駿監督が昔から通っているパン屋として、コアなジブリファンの間では有名なパン屋さんです。
サントアンがジブリファンを呼ぶ理由
- 宮崎駿のリクエストで作られたメニュー「シベリア」
- 宮崎駿監督の公認の「トトロパン」
- 宮崎駿デザインのトートバッグが買える(2,000円)
『風立ちぬ』にも登場したシベリアですが、宮崎駿監督が認めるシベリアを食べられるのはここだけです。
ジブリファンなら、ぜひトトロパンも食べておきたいですね。
また、以下の記事では東京のジブリスポットをまとめて紹介しています。ぜひ合わせてご覧ください。